病気になっても一人で悩まないことが大切です

投稿者: | 2017年10月10日

自分が病気になって最初に困ったのは収入が途絶えてしまったことです。

もう今までのように仕事をすることが出来なくなってしまったので今後のことを考えると不安で仕方がありませんでした。

子供は高校生になったばかりで原因不明の病気だったために多くの検査をしたので、医療保険の給付金だけではとても足りませんでした。

入退院も4回繰り返していたので家族は普通に食事をするのにも困っていたようです。それを知った時にはとても切ない気持ちになってしまいました。

 

1回目の退院をしたときに役所に相談したところ、生活保護を受けることを勧められました。

事情を説明したところすぐに生活保護を適用してもらうことが出来て、医療費や賃貸住宅の家賃のほかにも子供の学校の諸経費と通院のために利用していたタクシー代も援助してもらうことが出来ました。

冬になると暖房費が加算されるので仕事をしていた時よりも安心して生活することが出来ました。

昨年になって子供が就職して、自分も年金をもらうようになったので生活保護から外れましたが負担になっていた家賃を減らすために市営住宅に応募して当選することが出来ました。

家賃は以前の半分以下になりました。障害者手帳も交付されたので薬代は無料になり、入院費や診療費も負担額の上限が低くなっているので年金だけでも生活できるようになりました。

 

治療の必要な肺がんなどの病気になると診療費や薬代だけでなく入院すると経済的にも精神的にも大きな負担になります。

病気が完治しても以前のような収入は見込めないと思いますので、住んでいる自治体の助成制度を利用することをおすすめします。

助成制度の中には国民年金や国民健康保険などの減免制度があります。必要書類に記入して申請するだけで経済的な負担を軽くすることが出来ます。

市町村役場は住民のためにあるので役所を頼ってみるのも良いのではないかと思います。