頚部脊椎症が内視鏡手術で完治しました

投稿者: | 2018年1月25日

72歳の母は5年くらい頚部脊椎症で近所の整形外科に通院していました。

頚部脊椎症は加齢変化によって椎間板が変形することにより脊髄が圧迫されて症状が出る病気で、主に首の痛み、手の痺れなどを伴います。

通っていた整形外科では手術をすることには積極的ではなく、鎮痛剤やブロック注射など保存療法が中心で、通院していても症状は悪化していきました。手術のことを尋ねると「手術をしても痛みが完全になくなるわけではない」と言われていました。

しかし隣の市の総合病院で頚部脊椎症の手術を受けて完治したという人の話を聞き、セカンドオピニオンとして受診してみたのが約半年前です。医師は脊椎の内視鏡手術を専門に行っていて、一通りの検査をした後あっさり「手術できますよ。いつにしますか?」と言われ驚いたそうです。内視鏡手術なので入院も3日くらいで済み、なにより「治る」と自信をもってはっきり言ってくれたことで、その日に1ヵ月後の手術を決めてきました。そして手術は無事に終わりあっという間に退院し、しばらくは首にコルセットをつけていましたが、1週間後には全く普通の生活をしていました。もちろん痛みからも解放され、整形外科通いもしなくなりました。

5年も痛みに苦しみ病院通いをしていたのはなんだったのだろう?と今では言っています。

通っている病院でなかなか治らない場合は、他の病院にもあたってみるということは本当に大事なことだなと改めて思いました。なにか最新のがん治療か何かでしか聞いたことがなかったセカンドオピニオンが身近になりました。