認知症になってしまった祖父の変わり様

投稿者: | 2018年1月25日

私の母方の祖母は乳がんのしこりが見つかり若くして亡くなり、祖父は、80歳くらいの時に認知症になってしまいました。私は20歳の時に1人暮らしをしている80歳になった祖父の家に遊びに行きました。その時祖父と会うのは5年振りくらいで、祖父は私の事を少しだけ覚えていてくれました。祖父と久し振りに再開した時に、「○○の娘か??」と聞いてくれました。私は「そうだよ!○○の娘だよ」と言うと、祖父は理解したような表情をしていました。でも私が祖父の家に行って5分も経たずに、また祖父は私に同じ事を言いました。「本当に○○の娘か??」と聞いたり、「何で今日は来たんだ??」と聞いたりして、祖父は私の事をちゃんと憶えていてくれていた感じではありませんでした。その日私は祖父の家に泊まり、祖父が作ってくれた自家製のしょっぱい味噌で作った味噌汁とカレーライスを食べました。そして翌日もまた祖父は私に「○○の娘か??」と聞いてきたので、私は「あ、これはおじいちゃんは認知症になってしまったんだな」と思いました。そして私は祖父の家に2日泊まって帰って、自分の父親に祖父の言動の事を言うと、「やはり認知症になっているんだな」と言いました。私は、5年前に会った祖父が認知症になってしまった事に悲しくなり、現実を見た感じがしました。認知症は体は元気でも脳がおかしくなる病期なので、認知症になった方はとても可哀想だなと思いました。